今年もよろしくお願いします
お知らせ 2017年01月24日
西神中央ファミリー歯科は1月4日で開院一年を迎えました。
今年もよろしくお願い申し上げます。
さて、今回は唾液の大切さについてお話したいと思います。
秋や冬は空気の乾燥や暖房によって口の中まで渇きを感じる方が多いのではないのでしょうか?
唾液には抗菌作用を持ち、口腔内の細菌のコントロールをしています。
また、食物を飲み込んだり、消化したり、味覚の手助けをしたりと大切な役割を担っています。
主な唾液の働き
l 消化作用:食物に含まれるデンプンを体のエネルギー源となる糖に変える。
l 潤滑作用 :歯ぐきや舌などの粘膜を保護して傷つきにくくする。
l 洗浄作用 :食べかすを洗い流してお口に残るのを防ぐ。
l 抗菌作用 :唾液の抗菌作用により細菌の増殖を抑えることができる。
l 緩衝作用 :お口の中のpHを正常に保って歯が溶けるのを防ぐ。
l 再石灰化:細菌や食事による酸によって溶かされた歯の表面を唾液の成分により修復しようとする。
唾液腺は筋肉と同じで、使わないと衰えて、分泌機能が低下してしまいます。
機能低下の予防には唾液腺の刺激が有効です。
唾液を出すには
l よく咬む
食事中にたくさん咬むことで、唾液腺が刺激されます。
l リラックス
緊張すると交感神経が優位になり口が渇きます。リラックスを心がけましょう。
l 水分の摂取
唾液の99.5%は水分です。水を飲むことも有効です。
l 唾液腺マッサージ
唾液腺を直接刺激するには唾液腺マッサージが有効です。
頬のあたりを手のひらで円を描くようにマッサージをしたり、あごの下のくぼみに親指を当てて、やさしく押し上げてみて下さい。
このように唾液にはたくさんの作用があります。
と言うことは唾液の量が減ると、この重要な役割ができなくなりお口の中や体に影響がでてしまうと言うことです。
皆さんもこの機会にご自身の口の乾燥などに注意してみて下さい。