保険証
医院ブログ 2019年04月04日
今回は“保険証”についてお話ししたいと思います。
『なんで変わってもないのに毎月保険証を見せなあかんの?』いう質問をよく受けます。
それは、“保険医療機関および保険医療養担当規則”
という、厚生省から出されている通達に、「保険診療を行なうためには、病院は健康保険証を確認しないといけませんよ〜‼︎」という義務が記載されているからです。
また、患者さん側の“保険証提示の義務”も、“健康保険法施行規則”というものに記載されてます。
なので、患者さんが保険証を持参されない時には、その方がどこの保険に入っているのか、その保険証が有効なのかなどが、全く確認ができないため、その日の診療代金は全額自己負担ということになるのです。
たまに、『仕事の途中やから、保険証なんか持ってない‼︎』なんて方もおられますが、この規則からすると、それは、ちょっと違うということになります。。。
例えば・・・今日はクルマを運転するかどうか分からないから、免許証を持って来なかったって事はないですよね?警察に止められて『落とすと大変なので持ってきていません。』とか『原本は家に置いてあって、免許証はコピー控えを持ってるから、それで〜。』と言っても、義務違反・不携帯で、罰金になりますよね。実は保険証もそれと同等の扱いのものなんです ・・・‼︎
お人によっては保険証が2枚・3枚の方もおられますが、全てに必要なコトが書いてあるので必ずお持ちください。また、『どの保険証が要るのか?』『どれが有効期限内のものかわからん‼︎』と言われる方も多いんですが、そんな時は どの病院でも受付の方に質問するのが1番確実デスょ。