うがい上手にできますか?
医院ブログ 2019年04月15日
最近、うがいが上手にできないお子さんをちょくちょく見かけます。
洗面所やエプロンが水浸しになってしまうのです。
高齢の方も、お年を重ねられると少しの水でもむせてしまわれる方もおられます。
うがいをするという行動は、お口の周りの筋肉、口輪筋(こうりんきん)の働きが大きく関わってきます。
水を口の中にためる。
ためた水を頬を動かすことで、口の中全体に行き渡らせる。
そして水を出す。
何気なく行っているうがいの一連の流れですが、口輪筋の力が弱いと一つ一つの事がうまくできません。
その結果、うがいの水を上手に口に含んでおくことができなかったり、上手く口の中でコントロールすることができなくてむせてしまったりしてしまうのです。
口輪筋が弱いと、日常生活においても口を開けていることが多くなり歯列不正や
咀嚼(かむこと)や嚥下(のみこむこと)機能の低下、口呼吸につながることもあります。
口呼吸は口の中が乾燥するので、口臭の発生や虫歯や歯肉炎、歯周病など様々な事をひきおこします。
口輪筋を鍛えるためには様々な方法がありますが、私が皆様におすすめしたいお手軽な方法の一つが・・
にらめっこ (*^▽^*) です。
皆さま、にらめっこ されたこと、ありますか?
最後ににらめっこをされたのはいつですか?
にらめっこは小さな子供さんでも、お年を重ねた方でもいつでもどこでもできる、そして笑顔になれる、
そして口輪筋をきたえることもできる、すばらしい日本の伝統文化です。
♪にらめっこしましょ あっぷっぷ ♪
ほら、ほっぺを大きく上手くふくらませることはできましたか?
久しぶりに身近な方とやってみてくださいね。
口輪筋をきたえることはほうれい線の解消にもつながりアンチエイジングにもとてもいいのです。
私も運転中や診療中(?)、密かにマスクの下で あっぷっぷ・・とやっているかもしれません。